グリーンプロポリスの基礎と応用

グリーンプロポリスに関する知識を案内します

プロポリスの熟成期間はどれくらいのものがいい?

プロポリスのエキスを抽出する為には、プロポリスの原塊を熟成する必要があります。
プロポリスの熟成期間は短期間・長期間のものが様々存在していますが、どちらが良いでしょうか?
今回はプロポリスの熟成期間について解説します。


プロポリス熟成期間は重要
プロポリスの熟成期間は短いものでいうと「3ヵ月~6か月」のものから長いものでいうと「10数年」のものが存在しています。



プロポリスの熟成期間の短い場合のメリット・デメリット


プロポリスの熟成期間の短い場合は抽出コストが低くなる為、販売価格が低いと傾向になります。
ピリピリ感が強い傾向にあり、刺激が強い特徴を持ちます。
これは各メーカーにより見解が分かれる所ですが、熟成期間が短いほうが、鮮度が高いプロポリスエキスを作る事につながるという説もあるので、短期間のサイクルで熟成を繰り返すメーカーもあるようです。


プロポリスの熟成期間が長いメリット・デメリット
プロポリスの熟成期間が長いと飲み口がマイルドになるという特徴があります。
1年以上熟成させたプロポリスは「長期熟成品」となります。
長期熟成品のデメリットは熟成に時間がかかるので、製造メーカー側のコストがかかってしまい高価格な商品になりがちです。
しかし、しっかりと熟成させる事で成分を含んだ形でプロポリスエキスを抽出する事が出来るので、人気が高いです。



熟成期間は短い方がよいのか?長いほうがよいのか?
結局、プロポリスを利用する上でどれくらいの熟成期間のものを選ぶと良いのでしょうか?
可能であれば、1年以上熟成させたプロポリスエキスを利用する事が良いと思います。
熟成期間をしっかり置いたプロポリスはしっかり成分が抽出されており、より本格的にプロポリスを利用したい方は長期熟成のプロポリスをお勧めします。

プロポリスの抗菌力を活用した製品

プロポリスには高い抗菌力をもっています。
この働きを活用して様々な製品の原材料として使われています。
今回はプロポリスを使った口腔ケア製品について解説します。


プロポリスを使った歯磨き粉
プロポリスを使った口腔ケアの製品として有名なのが「歯磨き粉」です。
プロポリスの抗菌・殺菌力の高さと細胞を活性化させる働きを活用している事から、歯磨き粉の原材料としての相性は非常に良いと言えるでしょう。
最近ではマウスウォッシュなどの人気も高い事から、口腔ケアという観点からのプロポリスの需要の高さが伺えます。


プロポリスのスプレー
プロポリスの喉スプレーなどもプロポリスの抗菌力を活用した製品だと言えるでしょう。
プロポリスのスプレーは蜂蜜など様々な原料と配合されている事が多く、プロポリス原液と比較すると使いやすい傾向にあります。
手軽に喉のケアを行える事からも非常に高い人気を持つ製品と言えるでしょう。


プロポリスのキャンディ
プロポリスのキャンディは私達が最も身近に存在を感じるプロポリス製品の1つだと言えます。
場所を問わず手軽に使用する事が出来ます。
そして、ドラッグストアやスーパーなどでも気軽に購入する事が出来るのも一般的な人気が高い事に繋がっています。

ミツバチが作り出すものとは?

ミツバチと人類の歴史はとても深い事で知られています。
今回はプロポリス以外にもミツバチが作りだすものについて解説します。
まずミツバチが作るものとして一番有名なものは「はちみつ」ではないでしょうか?
はちみつはミツバチが作り出すものとしては人類との歴史も最も深く、人類最古の甘味料だとも呼ばれる事があります。
古くは限られた王族のみが口にする事が出来たと言われている。


はちみつは甘いだけではなく、様々な栄養素を含んでおり、高い抗菌力・殺菌力をもっています。


花蜜の水分を飛ばす事で、蜂蜜となるのです。


また、蜂蜜と同等に有名なのが「ローヤルゼリー」でしょう。
ローヤルゼリーは限られた幼虫のみが口にする事のできる素材となります。
どういった幼虫が口にするのかというと「女王蜂」の候補となるミツバチがローヤルゼリーを食べる事で育ちます。


ローヤルゼリーは完全食という別名を持ち、滋養強壮の面など様々な有益な効果を持つ事で知られています。


ローヤルゼリーを与えられた幼虫は成長して女王蜂となります。
(何匹か候補が存在しており、一番最初に羽化した個体が女王蜂となるのです)
一般的な働き蜂は蜂蜜を口にして成長をします。
女王蜂は働き蜂の数倍の寿命を持つ事からも、ローヤルゼリーの滋養強壮効果の高さが分かりますよね。


プロポリスで美容の達人

プロポリスには様々な健康成分を含有している事で有名です。
中でもフラボノイドが豊富に含有されている事でも知られています。
今回はプロポリスの美容効果について解説してきます。


プロポリスの美容方法「塗る」
プロポリスには高い抗酸化力を持ちます。
そのため、プロポリスを配合した美容液・コスメなどが多く販売されています。
プロポリスにはフラボノイドが含有されている他、豊富なビタミン類、ミネラル類も含有しているのでまさに美容品での配合は役立ちます。
プロポリスは抗菌殺菌力も高い上に、美容成分も豊富なので外用としても利用する事ができます。


プロポリスの美容方法「飲む」
プロポリスの美容成分は美容液などとして活用するほかにも、プロポリス原液を摂取して内側より美容体質にしていくという方法もあります。
プロポリスに含有されるフラボノイドが高い抗酸化力を持ちます。
私達人間の身体は加齢とともに、酸化が進み老化に繋がります。
抗酸化力の高い食べ物を積極的に取る事で、エイジングケアにつながるのです。


美容に特化したプロポリスも存在する
プロポリスと言えば、「健康目的」で飲用する方が多いイメージですが、美容に特化したプロポリスが存在しています。
それが「レッドプロポリス」です。
レッドプロポリスはマメ科の植物を起源植物として作られているので、フラボノイド以外にもイソフラボンをが含有しているのです。


こういった事から、「美容」という観点からのプロポリスの注目度も非常に高いものだと言えるでしょう。

グリーンプロポリスのみに見られる特徴

プロポリスは採取される地域によってその特性が大きく異なります。
例を出すと、ヨーロッパ系のプロポリスであれば「フラボノイド」が豊富であったり、ブラジル産のプロポリスではフラボノイド以外の健康成分を豊富に含んでいたりなど特徴です。


今回はブラジル産グリーンプロポリスに関しての話をします。


ブラジル産のプロポリスは「抗菌力」に優れている

プロポリスはそもそも雑菌などの繁殖を防ぐために、巣の出入り口に塗り固める「固形物」となります。
その為、世界中で採取できるプロポリスは共通点として「高い抗菌力」を誇っています。
ブラジルの気候は「高温多湿」である事がら非常に雑菌が繁殖しやすい気候だと言われています。
その為、ブラジルのプロポリスはより抗菌力が高い傾向にあります。
一般的なプロポリスの「1.5倍程度の抗菌力」にもなるという説もあります。


ブラジルでは「グリーンプロポリス」が採取される

ブラジルのミナスジェライス州では「グリーンプロポリス」というタイプのものが採取されています。
グリーンプロポリスは名前の通り緑色の原塊をしたプロポリスです。
アレクリンという植物を材料として作くられており、「アルテピリンC」という桂皮誘導酸を豊富に含有しています。

アフリカナイズドミツバチが作る

アフリカナイズドミツバチという「ブラジル在来種のアフリカミツバチ」と「セイヨウミツバチ」が交配した結果誕生した種がブラジルの養蜂では使われています。
このアフリカナイズドミツバチは高い生命力、高い運動能力・防衛本能を持ちます。
その為、より良質なプロポリスを作る事につながると考えられているのです。