グリーンプロポリスの基礎と応用

グリーンプロポリスに関する知識を案内します

プロポリスの日本での普及

世界中で古くから健康面のサポートに使われてきたプロポリス。
その歴史は古く、古代エジプト時代では王族などを中心としてプロポリスの抗菌力を活用して様々な事に使われてきた事を皮切りに健康促進に役立ってきました。


この動きは世界中でみられており、プロポリスを民間薬として活用している国であったり、医薬品として活用している国も存在しているほど、プロポリスは発展をし続けてきました。


しかし、意外にも日本で本格的にプロポリスが知れ渡ってきたのは1980年に入っての事。
これにはいくつかの理由が考えられますが、ここまで日本でのプロポリスの発展が遅れた理由の1つとしては日本在来種の「ニホンミツバチ」にもあると言えます。


ニホンミツバチは巣を防衛する本能が非常に低く、プロポリスを作り出しません。
これは諸外国と比較して日本の自然環境が、ミツバチにとって過ごしやすく過酷ではないという面も関係しています。
外敵に襲われると巣を捨て、新しい巣をつくる為、セイヨウミツバチなどと比較すると帰巣本能も低いのです。
とてもやさしい性格をしており、あまり攻撃的ではないのも関係しているのでしょう。


その為、今現在も日本国内では殆どプロポリスを採取できない事からも考えると「プロポリスの存在」がそもそも存在しなかった事も関係しています。


では1980年代年になぜ日本にプロポリスが広まったのでしょうか?
これは今ではプロポリスの名産地として知られているブラジルで日本人養蜂家ではある寺尾貞亮氏が「グリーンプロポリス」を発見し、世界中に広めた事がきっかけです。
その際に日本にグリーンプロポリスを紹介した事で俗に言われる「第一次プロポリスブーム」のきっかけとなったのです。