グリーンプロポリスの基礎と応用

グリーンプロポリスに関する知識を案内します

プロポリスの飲用量は?

健康維持の為に飲用されているプロポリス。
大体、どれくらいの量を飲用する事が良いのでしょうか?
今回はプロポリスを飲む量について解説していきます。


プロポリスはどれくらい飲むのが良い?

基本的に、原液タイプのプロポリスであれば健康維持目的であれば1日あたり1mlを目安にすると良いでしょう。
タイミングは1日分をまとめて飲用するのも良いですし、数回に分けて飲むのも良いでしょう。


どういった形状のプロポリスが良い?

プロポリスの形状は様々なものがあります。
プロポリスの原液やサプリメント、キャンディなどがあります。
健康維持目的で利用する事を考えるのであれば、プロポリスの原液やサプリメントを利用する事がオススメです。


プロポリスの飲み方

プロポリスの原液はどのようにして飲むと良いのでしょうか?
そのまま飲用するには刺激が強いです。なので、薄めて飲用する必要があります。
基本的にはお白湯などで薄めると良いでしょう。
この際、コーヒーや野菜ジュース・フルーツジュースなど味が濃い飲み物と一緒に混ぜて飲むとプロポリスの刺激と風味を気にせず飲む事が出来るのです。


プロポリスはそのまま飲める?

プロポリスは濃度が高いほど、品質が高いとも言えます。
濃いプロポリスはその分刺激が強いという事となります。
稀にプロポリス原液をそのまま飲用するという話も聞きます。
基本的には上記で説明した通り、プロポリスは薄めて飲む必要があります。


原液をそのまま飲用すると刺激が高く、刺激が強くなります。

刺激が少ないプロポリスもある?

プロポリスと言えば、独特の風味と強い刺激を持つ事で知られています。
このような刺激の強いプロポリスは「アルコール抽出」で作られたものが多いです。
プロポリスは脂溶性の特性を持つ為、アルコール抽出法が成分を含有した形で、最も効率よく抽出する事が可能です。



このようにプロポリス=アルコール抽出という印象が強いですが、実はプロポリスの抽出方法はいくつか存在しています。
今回は「刺激が少ないプロポリスの抽出方法」について詳しくみていきましょう。


【水抽出のプロポリス液】
刺激が少ないプロポリス液と言えば「水抽出法」が有名です。
この抽出方法はアルコール抽出法などと比較すると「含有成分の量・種類」は少なくなってしまいます。


しかし、刺激が少なく、美容品であったり、喉ケア製品などに配合されています。


【ミセル化抽出】
プロポリスなのに甘い抽出液を作る事が出来るのが「ミセル化抽出」です。
ミセル化抽出は、刺激も低くとても飲みやすい事から幅広い年齢の愛用者が多いです。
抽出の際に添加物を用いる必要があるので、専門家の間でも賛否がある抽出方法でもあるのです。


負担の無い点がメリットでもある
プロポリスは「刺激」が強い点がデメリットの1つだとも言えます。


このように、刺激の低いプロポリスの抽出方法の場合は成分の含有量が少なくなってしまいますが、そのデメリットにさえ目をつぶれば「とても使いやすいプロポリス液」だとも言えます。

プロポリスの日本での普及

世界中で古くから健康面のサポートに使われてきたプロポリス。
その歴史は古く、古代エジプト時代では王族などを中心としてプロポリスの抗菌力を活用して様々な事に使われてきた事を皮切りに健康促進に役立ってきました。


この動きは世界中でみられており、プロポリスを民間薬として活用している国であったり、医薬品として活用している国も存在しているほど、プロポリスは発展をし続けてきました。


しかし、意外にも日本で本格的にプロポリスが知れ渡ってきたのは1980年に入っての事。
これにはいくつかの理由が考えられますが、ここまで日本でのプロポリスの発展が遅れた理由の1つとしては日本在来種の「ニホンミツバチ」にもあると言えます。


ニホンミツバチは巣を防衛する本能が非常に低く、プロポリスを作り出しません。
これは諸外国と比較して日本の自然環境が、ミツバチにとって過ごしやすく過酷ではないという面も関係しています。
外敵に襲われると巣を捨て、新しい巣をつくる為、セイヨウミツバチなどと比較すると帰巣本能も低いのです。
とてもやさしい性格をしており、あまり攻撃的ではないのも関係しているのでしょう。


その為、今現在も日本国内では殆どプロポリスを採取できない事からも考えると「プロポリスの存在」がそもそも存在しなかった事も関係しています。


では1980年代年になぜ日本にプロポリスが広まったのでしょうか?
これは今ではプロポリスの名産地として知られているブラジルで日本人養蜂家ではある寺尾貞亮氏が「グリーンプロポリス」を発見し、世界中に広めた事がきっかけです。
その際に日本にグリーンプロポリスを紹介した事で俗に言われる「第一次プロポリスブーム」のきっかけとなったのです。


プロポリスの栄養価

プロポリスには豊富な成分・栄養が含有されています。
そもそもプロポリスは「物質」として作られます。
しかし、植物の樹脂・樹液を材料として作られる為、抗菌・殺菌力が高い他にも、フラボノイドが豊富に含有されています。


これは、産地によっても大きく特徴が異なる為、産地によって「フラボノイドが豊富な地域」、「アルテピリンCが豊富に含まれている地域」、「CPAEが豊富に含まれている地域」など産地によって様々です。


なぜこのように含有されている成分や栄養が異なるのでしょうか?
それはミツバチの生息地によって自生している植物の種類が異なるからです。


プロポリスの材料となる植物は産地によって大きく異なります。
かなり顕著にこの事が関係しているプロポリスがブラジル産プロポリスでしょう。



ブラジル産プロポリスは世界的に品質が高い事で知られています。
細かい理由は別の記事で紹介しますが、今回の話と関係性が高いのが「ブラジルのミナスジェライス州」で作られたプロポリスは「グリーンプロポリス」という種類のプロポリスです。


このグリーンプロポリスはアレクリンという植物が由来となっています。
アレクリン由来のプロポリスは「アルテピリンC」という成分が含まれています。
これはグリーンプロポリスにのみ含有されている成分です。


このようにプロポリスの産地によって、特徴が大きく異なるのです。

プロポリス原液の用途

プロポリスは様々な用途で使用する事ができます。
ざっと挙げただけでも「原液」「スプレー」「のど飴」「スキンケア」などなど様々な使い方があります。
今回はプロポリス原液を応用した使い方を紹介してきましょう。


・原液はそのまま飲用するだけではない
原液は基本的に飲用する事で、健康目的で利用する事ができます。
飲用目的だけではなく、実はプロポリス原液は様々な用途に使用する事ができます。
飲みやすいサプリメントタイプは「飲む」という点に特化している為、このような様々な使い方が出来ないとも言えるでしょう。


・原液を薄めてうがい
プロポリスの原液は抗菌力・殺菌力を持ちます。
そういった点で、喉ケアにも非常に有用だと言えるでしょう。
プロポリス原液を水などで薄めて「うがい」をすると、口腔ケアなどにも役立ちます。
この際に原液のままで利用するのは刺激が強いので、必ず薄めて使用しましょう。


・ケガにも役立つ
プロポリスは古来より「傷薬」として活躍していました。
抗菌・殺菌力だけではなく、細胞を活性化させる働きも期待できる為です。
その為、プロポリス原液はケガをした際の傷薬としても大きく役立つと言えるでしょう。


・プロポリスで歯磨き
プロポリスの抗菌力を活かす形で、歯茎などのケアに有益です。
うがいの項目でも触れた通り、プロポリスには高い抗菌力があります。
そのため、口腔ケアとの相性が良いと言えるでしょう。