グリーンプロポリスの基礎と応用

グリーンプロポリスに関する知識を案内します

蜂蜜とプロポリス…抗菌力に優れているのは?

蜂蜜とプロポリス…どちらもミツバチが作り出すものとして知られています。
含有成分などが異なるものの、豊富な成分や高い抗菌力を持つ事からも、混合して考えられがちです。
今回は抗菌面において、蜂蜜とプロポリスどちらが優れているのか?というお話をしていきます。


蜂蜜は「食用」プロポリスは「防御壁」として作られる

ミツバチは様々なものを作り出しますが、まず蜂蜜は自分たち自身が食べる為の「餌」として作り出します。
それに対し、プロポリスは巣の出入り口に塗り固める「防御壁」として作られます。
これは巣の中での雑菌の侵入や繁殖を防ぐ為の役割から作られるのです。
その為、この2つの役割は根本的に異なるのです。


どちらが抗菌力という点においては優れているのか?

それでは蜂蜜とプロポリスどちらが抗菌・殺菌力という点において優れているのでしょうか?
やはりそもそもの役割であるプロポリスに軍配が上がると言えます。
プロポリスは古代エジプト時代はミイラの防腐剤として使われていた実績もあり、その抗菌力の高さは折り紙付きです。

プロポリスには様々な成分が含まれている


プロポリスは数百種類もの健康成分が含有されていると言われています。
(まだまだ未解明な部分もあるので、今後さらに増える可能性もあります)
その中でも豊富な種類が含まれているのが「フラボノイド」です。
フラボノイドは約4000種類存在すると言われていますが、その中の約40種類がプロポリスには含有されています。
高い抗酸化成分としても知られているフラボノイドをここまで含有しているのは珍しいと言えます。


また、グリーン系のプロポリスに限って言えば、フラボノイドの他にもアルテピリンCなどの桂皮誘導酸を豊富に含有しており、様々な働きが期待できると言われているのです。